日本人９９人が独島（ドクト、日本名・竹島）を訪問し、彼らの中で９人には独島名誉住民証が発行されたことが分かった。１０月２５日、「独島の日」を控えて慶北鬱陵郡（キョンブク・ウルルングン）独島管理事務所が独島訪問客現状を調査した結果だ。

独島管理事務所は１８日、２００５年３月２４日独島訪問が許可制から申告制に変わってから先月末までの独島訪問客を集計した。その結果、１２年間１９４万６１０４人（外国人４０３７人）が独島を訪問したことが分かった。この中で９９人は日本人だ。独島を見学した日本人９９人は韓国で大学に通う日本人留学生と在日コリアン、歴史学者、単なる観光客と把握していると独島管理事務所側は説明した。

独島管理事務所関係者は「独島訪問のためには鬱陵島で旅客船に乗り換える必要があるが、旅客船社で団体で外国人と韓国人の人数を申告する」とし「海洋警察等を通して特異履歴のある日本人でなければ、紛争を懸念して上陸を拒否することはない」と話した。

独島管理事務所は２０１０年１１月から独島に上陸したか、船に乗って独島を１回以上旋回した訪問客のうち申請者を対象に独島名誉住民証を発行中だ。先月末まで３万５０６２人（外国人１１２１人）が独島名誉住民証を受けたが、日本人９人が含まれていた。

ことし、独島名誉住民証を受けた日本人３人はいずれも大学生と知られている。慶北道で独島関連行事を行いながら国内日本人留学生のうち韓国の独島領有権に好意的な学生たちを招待したと伝えられた。一方、独島の日を迎えて多様な独島関連行事が開かれる。２１日、大邱（テグ）の頭流（トゥリュ）公園で独島愛音楽会が開かれる。２４日には独島義勇守備隊記念館開館が鬱陵島で予定されている。２５日独島の日当日、ソウル光化門（クァンファムン）広場では第３回大韓民国独島国際音楽祭が開催される。