「朴大統領のドレスデン宣言、北の要求を把握して補完すべき」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.24 13:20
ドレスデン宣言で朴槿恵(パク・クネ)政権の対北朝鮮政策の方向は設定されたが、政策的に補完すべき点が多いという指摘が出ている。これに関し、対北朝鮮政策が現実性を帯びるには、北朝鮮の意中と要求を把握し、一部でも受け入れて接点を見いだす必要があるという主張が提起された。
対北朝鮮政策シンクタンクの韓半島フォーラム(会長、白栄哲建国大名誉教授)が創立3周年を迎え、22日に開催した学術会議「韓半島の平和と統一-統一過程を中心に」では、現政権の対北朝鮮政策に対する綿密な検討が行われた。
白栄哲(ペク・ヨンチョル)教授は開会の言葉で、「南北間の軍事的な緊張は、一方的な軍事的圧力だけで解決を期待することはできない」とし「南北当局者間の直接対話を通じて、韓半島(朝鮮半島)の軍事的緊張と挑発のレベルを低める方法を模索しなければいけない」と述べた。