「GDPはごまかし…幸福指数を作ろう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.16 10:21
国の経済水準を計る経済指標として、国内総生産(GDP)の代わりに「幸福指数」を活用しようという意見が出された。サルコジ仏大統領は14日、金融危機から1年を迎えパリのソルボンヌ大学で演説し、「現在のGDPは実際の経済発展レベルを示せないごまかしの指標にすぎず、新たな道具が必要だ」と主張した。
GDPはその国の経済活動を調べる指標として幅広く活用されてきたが、経済活動の量を単純に計算し環境悪化など経済的外部効果や生活の質を反映できないという指摘も受けてきた。このため生活の質と持続可能な発展などを考慮した幸福指数で経済を見ようという意見が出てきたものだ。