【コラム】米国はもう日本の手を離す時だ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.26 16:45
真面目で素直な娘が急に口ごたえをすると親は当然戸惑うだろう。 思春期の少女の反抗なら何とかなるかもしれないが、婚期を迎えた娘の反抗なら話は変わる。 言い聞かせたり叱ったりして解決する問題ではない。 目を見開いて米国に立ち向かう日本の姿は、幼い娘の反抗か、親の懐から出ようとするオールドミスのヒステリックな強迫症か。
沖縄の普天間米軍基地移設をめぐる日米間の葛藤は、新年に入っても解決する兆しが見えない。 むしろもっとこじれていく様相だ。 06年に合意した在日米軍再編計画に基づき、両国は普天間基地を沖縄内の他の地域に移す案を推進してきた。 しかし昨年8月の総選挙で執権した日本の民主党政権が選挙公約という理由で移転計画の全面見直しを主張し、米国を困惑させている。 鳩山由紀夫首相は5月末までに解決策を出すと述べたが、先日の沖縄地方選で移設反対派が勝利したことで、代案はさらに難しくなった。