前駐米日本大使「米朝交渉で米韓、日米同盟が弱まるのは本末転倒」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.25 11:02
安倍晋三首相の北朝鮮に対する態度が柔軟になった。北朝鮮の日本人拉致問題解決を前提とした日朝首脳会談に積極的な立場を示している。圧迫一辺倒路線から脱して、北朝鮮行きの対話列車に合流しようとする姿だ。前駐米日本大使の佐々江賢一郎氏(66)に会い、韓半島(朝鮮半島)情勢に対する評価と日朝関係などについて考えを聞いた。現在、外務省顧問を務める佐々江氏は6カ国協議首席代表や事務次官を経て2012年から今年初めまで駐米大使を歴任した。インタビューは19日、佐々江氏の執務室で行われた。
--44年間にわたる外交官の経験から、現在の韓半島情勢をどのように見ているか。