安倍首相のソチ行き発表後、中国も「習主席が出席」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.10 10:58
7日、ロシア・ソチ冬季オリンピック(五輪)開会式に出席した中国の習近平国家主席と日本の安倍晋三首相は握手さえもしなかった。予想されたことだった。両首脳は尖閣諸島(中国名・釣魚島)領有権など領土問題や靖国神社参拝など歴史認識問題で衝突している。両首脳の座席自体が、プーチン大統領をはじめとする40人を間に挟んで離れていた。しかしその気になればあいさつ程度は十分にできる状況だったが、目も合わせずに別れた。
両首脳は中国・日本選手団の入場の際にも相反する態度を見せた。「次は日本選手団が入場します」という場内アナウンスに、習主席は硬い表情で両手を膝の上にのせたまま全く動かなかった。これに先立ち中国・香港選手団の入場では立ち上がって手を振りながら激励し、台湾選手団の入場に拍手を送ったのとは違う姿だった。