北朝鮮、大統領秘書室長・首相に「会おう」公開書簡…韓国政府「真正性ない攻勢」と一蹴
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.28 17:30
北朝鮮が黄教安(ファン・ギョアン)首相や丁世均(チョン・セギュン)国会議長、李元鐘(イ・ウォンジョン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)秘書室長ら南側の要人100人余りに8月15日前後に平壌(ピョンヤン)または開城(ケソン)で「民族的統一大会合」を持とうと27日、提案した。このための実務接触を7月中に持とうと言いながら公開書簡を送るという意思も、官営の朝鮮中央通信を通じて明らかにした。
これに対して統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は28日に論評して「北朝鮮が過去から繰り返してきた典型的な統一戦線攻勢」と一蹴して「非核化の意志を行動で見せよ」という立場を再確認した。鄭報道官はさらに北朝鮮が1月の4次核実験と2月の長距離ミサイル発射を断行して2月から6回にわたりムスダン弾道ミサイルを試験発射したことについて「北朝鮮が今後、核実験とミサイル発射を継続すると公言しながら『平和と統一』を論じるのは北朝鮮の対話提案がどれほどの偽りであり真正性がないのかを如実に見せている」と話した。