<北核実験>「北、さまざまな形の地下坑道建設…いつでも6次核実験可能」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.12 14:26
北朝鮮が9日に行った5次核実験は咸鏡北道吉州郡豊渓里(ハムギョンブクド・キルジュグン・プンゲリ)の万塔(マンタプ)山の頂上から750~770メートルほど下った場所で進行され、4次核実験の場所からは東に400メートル離れた所だったとチ・ホンチョル韓国地質資源研究院地震センター長が11日話した。チセンター長は「豊渓里の核実験場の出入口である北側トンネル(の出入口)から見ると約2キロ離れた地点だった」として「4次核実験場と5次核実験場は万塔山の頂上(2180メートル)から地下770メートル下ったところは似ていたが、5次核実験場は4次核実験の場所から直線距離で400メートル離れている別の峰の地下だった」と明らかにした。
豊渓里の核実験場は北朝鮮でも最も秘密の場所だ。情報当局も豊渓里周辺のトンネル入口3~4カ所など外観上あらわれたところを知っているだけで地下坑道の個数や起爆室(核実験場)をいくつ作っておいたのかは把握していない。軍関係者は「4次核実験場の近くで5次核実験をしたという話は北朝鮮が万塔山の峰周辺のトンネル内にいくつかの枝坑道を作っておいたという観測が事実として立証されたこと」としながら「北朝鮮は出入口(トンネル入口)の中にいくつか坑道を枝のような形態で作って外部の監視を避けながらいつでも核実験を行うことができる」と話した。彼は「通常1回使った核実験場は崩れ落ちたり放射能に汚染されたりしてそれ以上使うことはできない」として「放射能の問題のためにもいくつかの枝穴を作っているようだ」と分析した。