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【コラム】「大丈夫?」ホモ・コネクティクスの安否のあいさつ=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.23 11:18
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自殺予防のための精神医学的・福祉制度的なアプローチとあわせて関係断絶を乗り越えるための社会的努力が世界各国で行われている。代表的な自殺予防キャンペーンの一つであるオーストラリアの「R U OK?」キャンペーンは家族や周りの人々に関心を持ち、安否を尋ねることによって社会的な関係ネットワークを強化する自殺予防を成功させてきた。スコットランドは「行間を読もう(Read Between the Lines)」というスローガンを掲げて相手の話の中に含まれている意味に関心を持とうというキャンペーンを進めている。

韓国には国家自殺予防コントロールタワーである中央自殺予防センターが2014年から実施してきた「大丈夫?」キャンペーンがある。関係の回復を通じて自殺を予防しようとの趣旨で、ハガキ等を通して安否を尋ねて関心を伝えるこのキャンペーンが次第に広がりを見せているが、社会構成員間のつながりが回復するきっかけになることを期待する。だが、自殺予防のための国家的努力の重要性にもかかわらず、自殺予防関連のことしの国家予算は外国と比較にならないほど少ない85億ウォン(約8億円)に過ぎないうえ、これすら減少の一途をたどっている状況だ。他のキャンペーンと比べて劣悪な予算で進められているこの「大丈夫?」キャンペーンが政府や汎社会的な関心によって支援される必要がある。

 
次々と出てくる衝撃的なニュースの中で、私たちの日常は全く大丈夫ではない。各種の事件・事故と社会に対する信頼と所属感を弱めるようなニュースが休みなく届けられる。いつ周囲で起きるかもしれない危険に警戒して恐怖を感じ、社会に対する信頼が低下して共同体の結束は脅威を受けている。だが、人間は弱いばかりではない。危機の瞬間、いつも以上に固く結束して乗り越えてきたホモ・コネクティクスではなかったか。

私たちは互いの手を固く握り合い、乗り越えなればならない危機の時間に直面している。つながってこそ存在できるホモ・コネクティクスが声を掛け合う安否のあいさつ、「大丈夫? 大丈夫ですか?」。今すぐ隣の人に安否を尋ねる小さな一歩を始めてみてはどうだろうか。その関心が私たち人類が共同体で生きてきた方式であり生命の始まりだ。

ソン・インハン延世(ヨンセ)大教授・社会福祉学


【コラム】「大丈夫?」ホモ・コネクティクスの安否のあいさつ=韓国(1)

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