人工知能が制作した音楽・絵・小説…日本「人のように著作権」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.16 12:14
日本政府が人工知能(AI)が制作した音楽・絵・小説などの著作権を保護するための法整備を始める。AIを活用して作品を創作した人・企業に投資費用を回収する機会を与え、AI開発者の権利を守るという意図だ。
15日の日本経済新聞によると、日本の知的財産戦略本部(本部長、安倍晋三首相)はAIが急速に発展する状況を反映し、法整備に着手した。知的財産戦略本部傘下の委員会は18日に関連報告書を発表し、来月中に推進計画をまとめる。現行の日本の著作権法では「人」が創作した作品に限り著作権が認められる。著作物を人間の固有の領域である「思想・感情の創作的な表現」に限定しているからだ。これを受け、日本ではAI創作物が盗用されたり盗作の対象になっても権利は保護されず、損害賠償請求もできない。こうした状況がAI発展の障害になると判断した日本政府が動き出したのだ。