ベビーパウダー11製品からアスベスト検出

ベビーパウダー11製品からアスベスト検出

2009年04月03日16時13分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  ボリョンメディアンズやベビラなど有名乳児用品会社が作ったベビーパウダーから1級発がん物質のアスベスト(石綿)が検出された。

  食品医薬品安全庁(食薬庁)は1日、市中で販売されているベビーパウダーと子ども用パウダーのうち、タルク(滑石)成分を原料として作った30製品の検査をした結果、12製品(うち1つは原料)からアスベスト成分が検出された、と明らかにした。

  食薬庁はこの製品を回収・廃棄するよう指示した。 アスベストが検出された10製品は輸入会社ドクサンが、ラクベベビーパウダーはスソン原料が原料を供給した。 原料は中国から輸入された。 しかしジョンソン・エンド・ジョンソンとアガバンが作った18製品からはアスベストが検出されなかった。 ベビーパウダーからアスベストが検出されるのは原料タルクのためだ。

  鉱物の一種であるタルクはアスベストを含有している蛇紋岩とともに地中に埋まっているため、自然状態でアスベストを含有するケースが多い。 こうした危険のため、米国・ヨーロッパなどの先進国では05年以降、乳児用製品にタルクを使用できないよう規制している。 使用する場合はアスベストを除去しなければならない。

  しかし食薬庁はまだ医薬品と化粧品原料に対するアスベスト基準を定めていない。 タルクはベビーパウダーのほか、化粧品や医薬品に広く使われるため、他の製品からもアスベストが検出される可能性がある。

  アスベストは呼吸器を通じて人体に入る。 パウダーをつける過程で粉が飛び、呼吸器を通して入っていく可能性があるということだ。 皮膚からは入らないが、皮膚に傷があれば体内に入ることもある。

  食薬庁医薬品安全政策課のユ・ムヨン課長は「パウダーにアスベストが含まれる危険について速かに対処できていない部分がある」とし「今月中にアスベストが検出されないよう規定を作る計画」と話した。

  ◇アスベスト=直径が髪の毛の100-400分の1程度であり、細い繊維のように見えるため「石綿」と呼ばれる。 世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)が1級発がん物質に指定した有害成分。 吸入すればアスベスト肺・悪性中皮腫・肺がんなどを誘発するおそれがある。 建築材料として使われていたが、有害性が知られてから世界各国は使用を禁止している。 韓国は今年からアスベストを産業用として使用・輸入することを全面禁止した。 産業用以外ではまだ規制されていない。
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