米国の北朝鮮担当特別代表、韓国秘書室長と会談…南北経済協力の速度調節を要求か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.30 09:41
訪韓中のスティーブン・ビーガン米国務省北朝鮮担当特別代表が29日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)を訪れて任鍾皙(イム・ジョンソク)大統領秘書室長を非公開で会った。青瓦台はこの日、「米国側から任室長との会談の要請があり、会談が行われた」とし「この会談で、任室長は『米朝会談を成功裏に導いてほしい』と述べ、ビーガン代表は韓国政府の支援を要請した」と明らかにした。
ビーガン代表の任室長の表敬訪問は異例だ。米国の6カ国協議首席代表が韓国の大統領秘書室長と単独面談を行うことは前例がないためだ。任室長が南北共同宣言履行推進委員長を務め、南北共同宣言に「完全な非核化」が含まれているとしても異例であることは変わらない。非核化は外交安保ラインが担当していて、青瓦台では鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が中心となっている。