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【寄稿】格

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.04 12:39
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「東方無礼之国」韓国、浅薄な成金根性捨てるべき

今、世界は大韓民国を驚異の目で見つめている。戦争の廃虚から、外国の援助で延命していた最貧国、韓国がいまや世界第10位の経済規模を誇る。「韓国で民主主義を望むよりは、ゴミ箱からバラの花が咲くのを期待した方がいい」と皮肉られた韓国がいまや民主化まで実現した。それだけでない。爪切りすらきちんと作れなかった韓国が情報技術(IT)の強国になり、携帯と家電で世界シェアのトップを維持している。

 
このおよそ50年間、韓国は「豊かな国」という一念から「圧縮成長」を成し遂げ、今日の大韓民国を実現した。西洋は産業革命を経て各分野の基礎を固めつつ発展してきた。その結果、今日の西洋の先進国はすべての分野で基礎がしっかりとしていて、円熟し、品格がにじみ出る。半面「圧縮成長」してきた韓国は外見は似ているものの、どことなく粗雑で、ややもの足りないところだらけだ。

言い換えれば「格」がないということだ。すべてのものには格というものがある。人には人格であり、国には国格がある。そろそろ韓国は格のある社会、格のある国家を作らねばならず、個人も人格ある人として待遇されるよう皆が努力すべき時点だ。韓国は昔から「東方礼儀之国」と言われた。格を尊重し、格を高く評価する国という意味だ。こうした韓国がいつの間にか「東方無礼之国」に変わってしまった。

国民所得が高まったからといって自然に先進国になるわけではない。神聖な国会議事堂でハンマーやチェーンソーでドアを壊し、椅子を投げ、全世界で取り沙汰されるような政治の風土では、品格を見いだせない。また、建国60周年に際し、このように世界が感嘆と驚異の目で見つめる大韓民国のどこからも、建国した大統領の銅像を目にすることができない。仁川(インチョン)大橋を建設して国内最長の橋と宣伝ばかりしただけで、そこにたどりつける表示板すらきちんと設けていない意識構造から、他人のことは配慮せず自分の利益ばかり求める違法なデモ、暴徒に近いデモ文化、運転手のポイ捨てなどといった市民意識がなくならない限り、韓国社会から品格は見いだせない。

韓国はこうした成熟していない生活文化を一日も早く改善すべきなのだ。国民個々人の浅薄な成金根性や、先進の超大国の国民には過剰に親切でありながらそうでない外国人は差別する卑怯な態度は捨てなければならない。また、弱者を思いやる気持ちや理解する心とともに、外国の援助で国を再建して繁栄を実現した国民として恩返しのレベルからも、国際社会に貢献しなければいけない。そして国の綱紀を正し、遵法と秩序維持の精神に徹底したとき、国格を確立できるだろう。

上述した残念な点は決して資質が足りないからではない。建国とともに韓国は耐えがたい苦難を体験してきた。食べていくだけで精一杯で、品格を考える余裕がなかった。しかし、そろそろ品格を考えるべき時である。それでこそ大韓民国が、大韓民国の国民が、大韓民国の商品がきちんとした待遇を受けることができる。経済発展を実現したのと同じく、韓国人はその気にさえなればやり遂げられる。

                        社団法人韓国言論人協会・成大錫(ソン・デソク)会長


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