韓国抜けた世界最大ＦＴＡ交渉が妥結…韓国も本格検討
ⓒ 中央日報日本語版2015.10.06 10:25
世界最大の自由貿易協定（ＦＴＡ）である環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）交渉が妥結した。
５日（現地時間）、米国や日本など１２カ国の貿易・通商トップは米国ジョージア州アトランタのザ・リッツ・カールトンで共同記者会見を行い、ＴＰＰ交渉を妥結したと発表した。
１２カ国のＴＰＰ交渉参加国はＴＰＰ協定が経済成長を促進し、雇用を創出できると期待している。
ＴＰＰ協定が妥結したことを受け、１２カ国は自動車からコメや酪農品などの敏感品目に至るまで、さまざまな分野の製品に対して関税を撤廃または引き下げが行えるようになった。
今後は後続の実務交渉を経て２～３カ月中に最終的な協定文案を作成した後、各国内で批准手続きを進める予定だ。
韓国政府もＴＰＰ加入するかどうかについての本格的な検討に入る予定だ。
韓国メディアによると、韓国の場合、すでに韓日中ＦＴＡ、東アジア包括的経済連携（ＲＣＥＰ）など地域経済統合の協議に積極的に参加しているところで、ＴＰＰも国益を最大化する方向で参加を積極的に検討する方針であることが伝えられた。