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【コラム】中国が世界の中心になろうとすれば=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.12 10:15
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中国が世界の中心になるというのは、力を備えた中国が世界に強力な影響力を行使するという意味とつながる。早くからこうした時代を展望した人がいる。マーティン・ジャック(Martin Jacques)は『中国が世界を支配したら』という著書で、中国が世界を支配する場合にあらわれる17の変化を挙げた。世界の首都がニューヨークから北京に遷都し、人々は時計を北京時刻に合わせることになる。中国は世の中を人種と文化に土台を置いた位階秩序の観点で眺め、国際社会は中国を中心にした新しい形態の朝貢制度が登場する風景を目にすることになるだろうと彼は展望した。

中国の第5世代の指導者である習近平は「中国の夢」を叫ぶ。3つの内容だ。国家富強と民族振興、そして人民幸福。人類全体の繁栄には言及されていない。彼のチャイナドリームは、いまだ中国国内レベルにとどまっている。中国が王毅の話のように世界の中心に近づいているならば、中国は次のような声にさらに耳を傾けるべきではないかと思う。

 
まず、隣接国との紛争処理に対する中国の基準を明瞭に整理する必要がある。中国はいつも「平和に共に過ごそう(和平共処)」と話す。それと共に中国の核心利益は絶対に譲歩できないと強調する。2つの言葉が調和を作り出すことはできない。典型的なケースが、中国が東南アジア諸国と紛争している「南中国海」問題だ。領有権の争いが海洋資源の争奪戦と共に行われている。習近平の周辺国外交政策の根幹は、「隣国と親しく過ごして誠実に接し、恩恵を与えて包容する」という「親・誠・恵・容」だ。恩恵を与えると言うが、行動はいつも中国の利益のために戦う姿だ。西海(ソヘ、黄海)海を覆う中国漁船の違法操業について中国当局がどれだけ取り締まりの手を差し出しているのか疑問を感じる。

もう1つは、人類全体の安全のために中国がさらに積極的に出なければならないという点だ。代表的なのが北核問題だ。中国の対北朝鮮の圧迫が以前に比べて強度が高まったのは事実だが、北核危機を根本的に解決するには力不足だ。中国は内政不干渉の原則を取り上げて中国の役割の限界をいう。しかし裏面では北朝鮮を大きく圧迫すると中国にとって特に得することがないという現実的な利害関係に土台を置いた思考が働いているのが事実だ。

中国が国益を追求するのは当然だ。しかし自国の利益追求だけで世界の中心になることはできない。世界と世界の人の心をつかまなければならない。そうするためには皆の「公共善」の追求にさらに多く寄与しなければならない。この場合、中国の国益が多少損害をこうむるかもしれないが、これは少しの間の損害だ。中国は世界の人の心をつかむという、さらに大きな利益を得るためだ。中国がアジアでそうやって長く朝貢制度を維持できた秘訣の1つは、隣接国からの尊重を受ける代わりにいつもより多くのものを施したところにあった。

ユ・サンチョル中国専門記者


【コラム】中国が世界の中心になろうとすれば=韓国(1)

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