今日から自転車の飲酒運転摘発されたら罰金=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.28 13:07
27日の昼12時頃、ソウル中区(チュング)のソウル市庁前。歩道を走っていたソウル市公共自転車「タルンイ」2台が横断歩道に入った。自転車2台は道を渡っていた市民約10人と絡まった。「あ、びっくりした。」横断歩道を渡っていた市民は、近づいてきた自転車からあわてて離れた。その前を歩いていた人々も左右に散り散りに分かれた。自転車に道を開けるためだった。会社員の金さん(30)は「歩道と横断歩道では自転車がまるで王様になったようだ。歩行者が自転車を避けて通っている」と憤りを発した。
自転車が歩道・横断歩道をあたかも歩行者のように走る「距離の無法者」になっている。韓国の道路交通法上、自動車・バイクなどと同じく「車両」に分類される自転車の歩道・横断歩道運行は「違法」だ。取り締まりにかかれば罰金3万ウォン(約3000円)が賦課される。自転車人口と公共自転車が増加し、歩道を走る「歩行自転車」が増えている。