韓国安保室長-米次期安保補佐官「THAADは合意通り必ず配備」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.11 16:36
金寛鎮(キム・グァンジン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長と、ドナルド・トランプ次期米政府で国家安全保障担当大統領補佐官に内定しているマイケル・フリン氏がTHAAD(高高度ミサイル防衛体系)配置を再確認した。訪米中の金室長は10日(現地時間)、「フリン氏と9日に会談し、THAADは合意通り必ず配備することで意見が一致した」と伝えた。
金室長は中国の反発に対して「韓国はTHAAD配備の正当性について中国に対して何度も説明しており、米国もその必要性を今後さらに説明していく」と、ワシントン特派員懇談会でこのように明らかにした。金室長は「THAADは単なる防御武器で、自衛権的な措置に該当する」とし「自主権に該当する問題である以上、中国が反対するといってどうこうなるわけではない」と強調した。金室長は「さまざまな困難が予想されるが、必ずTHAADを配備する」と繰り返し明らかにした。