売れば売るほど利益減る…「売上げ150兆」現代・起亜車のパラドックス(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.25 18:17
両社の統合営業利益は2.4%。2011年の営業利益率(9.5%)と比較すると4分の1程度だ。日本・トヨタ自動車の営業利益率(7.9%、昨年7-9月期基準)と比較しても収益性が非常に低い。現代車が3000万ウォンのソナタを1台売った場合72万ウォンの利益を得るとすれば、トヨタは同じ車を売っても平均的に237万ウォンの利益を得たという意味だ。
現代車は反騰のカードとしてスポーツ用多目的車(SUV)とジェネシスを提示した。現代車のチェ・ビョンチョル財経本部長(副社長)は「大型SUVパリセードと小型SUVの新車を多様な国家で発売し、自動車需要の鈍化に対応してジェネシス・ブランド初のSUV(GV80)と準大型セダン(G80)のフルチェンジモデルを年内に発売し、ブランド認知度を改善して販売競争力を高め、収益性を回復するのに会社全体の力量を集中する」と話した。
昨年8種類の新車を発売した起亜車もことし更に4種類の新車をリリースする。起亜自動車の朱禹貞(チュ・ウジョン)財経本部長(専務)は「昨年米国と中国で在庫の健全性を確保しようとしたため多少実績は振るわなかったが今後収益性を改善できる足掛かりを用意した」とし、「北米市場で大型SUVテルライドを発売し、小型SUV(開発名SP2)と小型クロスオーバー多目的車(CUV)ソウルの後続モデルをリリースするなどSUVラインナップを改善すれば収益性も良くなるだろう」と説明した。