【中央時評】韓国より世界が積極的な北朝鮮人権問題(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.05 14:26
北朝鮮が作り出す倫理の危機に世界が声を高める。ところが韓国はむしろ沈黙している。国連は1年間も北朝鮮の人権を調査した。米国は北朝鮮人権法を作り、北朝鮮人権特使を任命した。日本も同じ法を制定した。北朝鮮人権法は、人権侵害を記録し、人権運動を支援しようということだ。ところが韓国の国会はこうした法をまだ作っていない。与野党の隔たりが足かせとなっている。
民主党は法案に北朝鮮住民の生活を支援する内容も盛り込むべきだと主張している。住民を支援するというのは正しい。しかし問題は方法論だ。支援も種類によって異なる。幼児・妊婦は積極的に支援するべきだが、これは今でもいかなる障害なく行われる。