<W杯サッカー>レバノン監督「韓国戦の勝利はあまり期待しない」
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2012.06.12 11:57
「あまり期待しない」。サッカーのレバノン代表を率いるテオ・ベッカー監督は、12日午後8時から京畿道(キョンギド)高陽(コヤン)総合運動場で行われる韓国との2014ブラジルワールドカップ(W杯)アジア最終予選を控え、低姿勢を見せている。
ベッカー監督は試合前日に開かれた記者会見にやや疲れた表情で現れ、「前回勝った試合を思い出しながら来たが、あまり期待はしない」と述べた。また「韓国チームを尊敬する。韓国は勝利に対する情熱が格別なチーム」と称え、「韓国に追いつくために努力する」と述べた。
敵将の言葉というよりも、ファンの愛情攻勢に近い。ベッカー監督の低姿勢を見ると、韓国がすでに雰囲気で圧倒したように見える。実際、客観的な戦力面でも韓国が上回る。韓国はレバノンを相手に通算6勝1敗1分けとリードしている。FIFAランキングも韓国(35位)がレバノン(143位)に比べてはるかに高い。AP通信も11日、昨年9月に韓国で行われたレバノンとのW杯3次予選で韓国が6-0で完勝し、今回も韓国が勝つと予想した。