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北朝鮮、一心会にインターネットで指令していた

2006.12.09 11:26
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◇「11月、ブッシュ米国大統領が釜山APEC首脳会議に参加するために訪韓するのと時を合わせて広範囲な大衆団体と群衆を組織動員し、大規模反米闘争行動をしなければならないだろう」(2005年10月、北朝鮮が一心会に送った司令文)

◇「民主労働党選挙に対する我々の立場は、○○○できる人物がいないことから、彼を党代表に選出するようにすることが最も望ましいと思う」(2005年12月、北朝鮮司令文)

 
◇「偉大なる将軍様(金正日国防委員長)の先軍思想は大変威力があり、将軍様の領導のみを信じて従えば、この世の中のどんな敵も退けることができます」(一心会総責チャン・ミンホ容疑者の対北報告文)

◇「1人ひとりを、首領を決死擁衛、決死貫徹する忠直な戦士とし…」(一心会組織員イ・ジンガン容疑者の新年忠誠手紙)--。

アン・チャンホソウル中央地検2次席検事は8日、一心会スパイ事件捜査結果を発表し、北朝鮮の指令文と一心会の対北報告文の一部を公開した。

今回の事件を指揮したアン次席検事は「北朝鮮当局の指令を電子メールなどを通じて伝達受けた一心会が組織的に特定政党と市民、社会団体に浸透して反米活動を積極的に展開するよう督励した」と明らかにした。

アン次席検事は「北朝鮮はこれまで地下党非合法組織を構築するのに主眼点を置いたが、一心会事件は既存政党(民労党)の中央党とソウル市党に浸透して統一戦線体を構築しようとしたのが特徴だ」と説明した。

昨年11月アジア、太平洋経済協力体(APEC)首脳会議が行われた釜山では、労働者、農民など50団体会員1万5000人が鉄パイプを振り回して廃タイヤに火をつけるなどの激しいデモを起こした。検察はこの反対デモに一心会が直・間接的に介入した情況を捕捉して捜査中だ。

検察によると一心会は平沢(ピョンテク)米軍基地移転反対、韓米自由貿易協定(FTA)締結反対、議政府(ウィジョンブ)女子中学生死亡事件なども背後で操ろうとしていたという。また民労党、市民団体に入って「白頭会」「先軍政治同志会」など下部組織網結成を推進したというのだ。

特に一心会は海外にサーバーを置いた電子メールを通じて北朝鮮対南連絡部と緊密に連絡を取りあった「インターネットスパイ集団」であるものと調査でわかった。検察が一心会組織員から押収したコンピューターファイルだけで1万5700件が過ぎる。検察はこの日、一心会の総責チャン・ミンホ容疑者(44、在米韓国人出身)、組織員イ・ジョンフン容疑者(43、民労党ソウル市代議員)、チェ・ギヨン容疑者(39、民労党事務副総長)、ソン・ジョンモク容疑者(42、論述学院長)、イ・ジンガン容疑者(43、会社員)ら5人を国家安全法上スパイ活動(4条1項2項)と利敵団体構成(7条)の疑いで逮捕起訴した。

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