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【時視各角】無気力な韓国、活気あふれる米国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.07 09:37
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意外にもベゾス氏が最も目立っている分野は政治だ。2013年に買収したワシントンポスト(WP)を通じて米共和党大統領候補トランプ氏と戦争の真っ最中だ。トランプ氏はWPが女性問題、不動産取り引き、嘘などの弱点を暴露すると「WPはベゾス氏がアマゾンを守るために安値で買いとったおもちゃだ」と攻撃した。

だがベゾス氏の布石のほうがち密だ。マーティン・バロン氏をWP編集局長に座らせたことからして神の一手であった。バロン氏はアカデミー作品賞を受けた映画『スポットライト』に登場した実直な編集局長の実際の主人公だ。「ボストン・グローブ」時代の調査報道チームがカトリック司祭の性的虐待と教会の組織的隠ぺいを暴露するよう導いた人物だ。そんなバロン局長が20人余りのWP記者たちによってあら探しをしているのでトランプ氏としては背筋が寒いはずだ。

 
アマゾンはブラックフライデー期間を除けば有り余る90%のサーバーを賃貸するクラウド事業の先駆者だ。高度な保安を要求する米国CIAまでが6億ドルでアマゾンとクラウディング契約を結んだ。これだけではない。米政府が長年独占してきた宇宙産業も民間企業の加勢によって輝かしく変身中だ。民間企業が政府を圧倒しながら米国はエネルギーが満ちあふれている。

これに比べて韓国企業は、肩をすくめたまま顔色ばかり見回している。果たしてベゾス氏が韓国にいたら成功しただろうか。WPの買収について「お金で世論を掌握しようとする意図」だと袋叩きにあっただろう。宇宙に工場を移せば「国内に仕事を回せ」と貴族労組に首根っこをつかまれたかもしれない。そのためか韓国の成功したベンチャー企業家は隠とん型が多い。米国のように夢を与えるどころか「飛べば死ぬ」といっては身を隠す。韓国の大企業の行き過ぎた保身も不吉だ。「不況に巨商が出る」だが、今は投資する兆しさえない。日本も「好況は良い。だが不況はもっと良い」という格言が薄れながら経済が枯れ始めた。近頃ほど重い気持ちで国内外の新聞を読んだことがない。

イ・チョルホ論説室長


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