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【BOOK】過去の歴史否定しようとする安倍首相…その歴史的根源を探して(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.06 10:32
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『東アジア、海洋と大陸が相対する』

キム・シドク著

 
出版:メディチメディア、384ページ

価格:1万6000ウォン

ソウル大学奎章閣(キュジャンガク)韓国学研究院キム・シドク(40)教授の『東アジア、海洋と大陸が相対する』は、もう少し前にさかのぼる。「韓半島(朝鮮半島)はいつから地政学的な要衝地だったか」という質問から本は始まる。著者は海洋勢力だった日本が大陸進出を夢見て初めて韓半島征服を狙った壬辰倭乱(文禄・慶長の役)に注目する。壬辰倭乱で中国は、海洋の日本勢力を防ぐための緩衝地帯として韓半島を再び眺めることになる。結局、壬辰倭乱は韓半島がユーラシア東部地域で大陸と海洋勢力間の地政学的な要衝地として台頭した事件だったということだ。このような認識をはじめとしてその後500年余りにわたる東アジア歴史を「海洋勢力」を中心に再整理した。

過去を新しい観点から眺めると現在の姿もまた違ったように読まれる。『東アジア…』の著者は、現在の安倍首相の右傾化への歩みについて「軍国主義の復活」と憂慮する声が高いが、今は120年前とは違うと話す。日本の軍事的・政治的変化は日本の政治勢力の右傾化だけに始まったことではなく、米国の指導のもとで進行されているという話だ。もはや韓国は中国のふるまいや日本の右傾化など東アジアの国際情勢を一面的に眺める視覚から脱却して複雑な戦略を駆使する必要があるということだ。

少し違った次元だが、『帝国日本の思想』もやはり思索の幅を広げなさいと提案している。帝国日本の跡がいまだ揺れ動いているアジアで、国民国家の秩序を基盤とする現実理解は限界があると話す。東アジアを運命のように1つの状況に投げ出された「共存」の場と認識して平和の未来を展望する必要性も付け加えた。2冊とも読みやすい本ではないが、著者の知的思索を追っていく面白味がかなりよい。


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