【時視各角】民法に閉じ込められた最高裁=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.28 15:35
「産業現場で構造的な問題で労働者が死亡しても、労働者の過失あるいは責任者に対する罰金数百万ウォンが全てだという信号を持続的に送ったのがまさに司法府だ」。
先月ソウルの九宜(クイ)駅でキム君(19)がスクリーンドアを修理中に亡くなった後、ソウル弁護士会の人権委員長オ・ヨンジュン弁護士が書いた「19歳の青年の死から司法府は自由なのか?」だ。オ弁護士は「事業主にとって人の命と安全はコストに過ぎない。法律違反によって得る期待利益が不利益よりもはるかに大きければ、法を守る理由がなくなる」とした。