韓国記者を集団暴行した中国警護員の所属は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.15 10:40
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の中国歴訪行事を取材していた記者たちを暴行した中国側警護員はどこの所属だろうか。文大統領の現地警護は青瓦台(チョンワデ、大統領府)警護処以外に中国側専担隊、行事場所郊外周辺の警戒を担当する公安、行事場の内部を統制する私設保安員の3つが担当した。
事件発生当時である14日午前11時(現地時間)、現場にいた青瓦台関係者たちは「なぐりつけた警備員は中国公安所属ということが把握された」と伝えた。だが、事件が発生して3時間余りが過ぎた午後2時、青瓦台高位関係者がプレスルームを訪ね、現場にいた青瓦台職員の証言とは違い、「行事を主催した大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が展示会に関して現地のセキュリティー会社と契約して190人を現場に投じたが、暴行を振るった当事者はKOTRAと契約した職員である可能性が多いという報告を受けた」と伝えた。彼は「加害者がKOTRAの契約会社所属だとしても現場警護の指揮責任は公安になっている」と付け加えた。