国内市場まで失った危機の韓国ゲーム産業、反撃は可能か(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.06.28 14:59
◆サドンアタック2、リネージュエターナルなど国産新作に関心
韓国ゲーム業界も中国の影から自由でない。中国市場に進出するためには中国ゲーム企業との協力が必須だ。このため国内主要ゲーム会社にテンセントが関与しないところはほとんどない。テンセントは昨年、国内モバイルゲーム会社のうち初めて年間売上高1兆ウォンを達成したネットマーブルゲームズの株25%を取得し、3大株主になった。国民メッセンジャーのカカオトークを運営するカカオの3大株主(8.3%)でもある。非公開投資まで含めると韓国ゲーム会社の相当数が「テンセントの傘下」にあるとみられる。テンセントに対する依存度が高まり、事実上、従属するという懸念が出ている。