地球6000周走ったKTX…韓国民1人あたり8回乗った計算(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.31 16:53
KTXは、長距離移動手段としての圧倒的な地位を確立した。首都圏と釜山を行き来する乗客のうち、鉄道を利用する比重はKTX開通直前の38%から現在は69%とほとんど2倍になった。このような釜山行き列車の乗客の大部分はもちろんKTXを利用する。
相対的に飛行機の利用客は減った。ソウル金浦(キンポ)空港と大邱(テグ)空港をつなぐ航空路線は利用客が減って2007年末に廃止された。金浦-釜山、金浦-蔚山の航空便利用客もまた、かなり減った。これによって航空会社だけでなく空港までも肩を落としている。利用客が多くなければ空港自らの収入が増えない中、KTXのために利用客が減った。韓国空港公社釜山支社のシン・ヒョング次長は「搭乗率を引き上げるために空港駐車場の料金割引、航空会社の空港利用料割引のようなマーケティングを進めている」と話した。