【時視各角】ラクダもいないのにMERS世界2位とは=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.09 14:04
③簡単に伝染するのか=世界保健機関(WHO)と米疾病対策センター(CDC)はMERSを「低い伝染性、危険な疾患」として公式に分類している。ネイチャーやサイエンスも「人間同士の感染は非常に困難だ」と報道した。潜伏期は伝染せず、ウイルスが肺に深々と棲息しているため容易に飛び出してこないためだ。SARS(新型肺炎)ウイルスも肺に空気を吹き込む人工挿管過程で広がった。MERSは院内感染が75%にもなり依然として伝染経路も「密接接触」というのが公認された学説だ。
④空気で伝染するか=国際医学界は飛沫感染という公式見解を支持している。ただし、くしゃみを通した微細エアゾールで感染するかも知れないという少数意見もある。