ポンペオ長官「生物化学兵器」、ヘイリー「制裁」同時多発対北朝鮮圧迫
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.30 09:33
北朝鮮の非核化軌道離脱の兆しにトランプ政権が全方向で圧迫に出た。閣僚3人が同日公開的に北朝鮮への警告メッセージを発信した。最も重い一発はマティス米国防長官から出た。彼は現地時間28日にペンタゴンで開かれた記者会見で、韓米合同演習の再開を示唆した。「われわれはシンガポール(米朝)首脳会談から始まった善意の措置として最も規模が大きいいくつかの訓練を猶予(suspend)した。いまは追加的猶予に対してはいかなる協議もされていない」とした。はっきりと合同演習を再開するとしたものではないが、シンガポールでの首脳会談直後に乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)演習を中断したのは臨時的で制限的な措置であることを明確にした。
マティス長官の発言には警告が込められた。「われわれは善意で(猶予)措置をしたが、今後交渉がどのように進むのか見守りたい。そして今後どのようにするのか計算してみるだろう」としたのは北朝鮮の非核化措置と合同演習再開の有無を連係するという宣言も同様だ。マティス長官は記者会見直後にホワイトハウスに移動してトランプ大統領と昼食をともにした。