ソウル大・東京大・北京大生が共に『白凡逸誌』討論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.09 09:27
日本の東京大、中国の北京大、そして韓国のソウル大の学生たちが9~10日の2日間、京畿道坡州(キョンギド・パジュ)出版団地に集まって『白凡逸誌』を読んで討論を行う。ソウル大自由専攻学部(学部長ハン・ギョング教授)の「キャンパスアジア(Campus Asia)事業団」が主催する韓日中大学生読書キャンプだ。テーマは「共に本を読む東アジア-読書共同体の復活」。出版団地内の「知恵の森」図書館と「紙之郷ゲストハウス」で行われる。キャンプ期間中、臨津閣(イムジンガク)・都羅山(トラサン)駅・第3トンネルなどを訪問して南北分断の現実も体験する。
韓日中3国の大学生は『白凡逸誌』をそれぞれ自国語で読んだ後、英語で討論を行う予定だ。『白凡逸誌』は大韓民国臨時政府の主席だった白凡(ペクボム)金九(キム・グ)先生の自叙伝で、英語・中国語・日本語で翻訳されている。東アジアの出版関係者の集まり「東アジア出版人会議」が2009年「東アジアの100冊」を選定した当時、韓国人の立場から「日本人と中国人に必ず読んでほしい一冊」に選ばれた。