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韓国内5人目ジカウイルス感染者確認…フィリピンから帰国の39歳男性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.11 15:50
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韓国内5人目のジカウイルス(ジカ熱)感染者が確認された。疾病管理本部は11日「江原道三陟市(カンウォンド・サムチョクシ)に住む39歳男性のA氏がジカウイルス感染症の確診判定を受けた」と明らかにした。疾病本部によればA氏は先月27日、仕事でフィリピン(ルソン島バタンガス)を訪れた後4日に帰国した。そして帰国5日後の9日に発疹・関節痛・筋肉痛の症状が現れて三陟市にあるユン泌尿器科医院を訪れて診療を受けた。この医院の医師はA氏がジカウイルスに感染したとみて保健所に申告し、検査の結果11日に最終確診判定を受けた。

A氏はフィリピン入国時にジカウイルス感染症の注意を促すメッセージを受け取っていたことが確認された。この医院は健康保険審査評価院DURシステムを通じてA氏が発生国に行ってきた履歴を確認し、ジカウイルス感染症を疑ったと疾病本部は説明した。A氏は帰国後これまでに発熱症状が現れていなかった。これに関して疾病本部は「熱がなくても主な臨床の特徴である発疹を強調する方向に変更されたジカウイルスの診断基準を地方自治体および医療機関などに案内した」と説明した。

 
現在患者の状態は良好だが、神経学的症状の有無確認のため江原大学病院に入院して必要な追加検査を受けている。疾病本部の関係者は「韓国入国後に献血をしたり蚊に刺されたりしたことがなく、国内での追加感染の可能性はきわめて低いと調査され、同行者なしに1人で旅行したことが確認された」と明らかにした。



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