【社説】国民は学生だけを考える教育監を望む=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.04.26 13:14
大韓民国の首都ソウルの教育現場が再び混乱している。幼稚園児と小中高生117万人の教育の責任を負うソウル市のチョ・ヒヨン教育監が就任から9カ月で当選無効刑に該当する罰金500万ウォンを宣告されたのだ。上級審と最終審が残っているが1審判決だけでもチョ教育監は道徳性に傷がつき行政動力を喪失した。
前任者のように彼もやはり中途降板の危機に陥り、2007年に施行された直選制の存廃をめぐる理念対立まで広がっている。保守陣営は直選制廃止を、チョ教育監支持派である進歩陣営は維持を主張する。教育需要者である学生と父兄は眼中にもない姿だ。