<チャイナインサイト>中国に駆け寄る韓国の文化産業…流出なのか進出なのか(3)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.15 16:37
最近では中国が韓国のコンテンツ企業に対する直接投資を増やして企業を買収する例が次々に登場している。2014年10月に華策影視は、国内3大映画配給会社であるNEWの持分15%を買収して2大株主になった。華策影視とNEWは今後、中国進出を念頭に置いて国内ドラマ制作に積極的に乗り出している。現在『太陽の末裔』がその光を放っている。莫大な投資を通した事前制作、中国内の審議通過、韓国内での放送編成という3つの難関を解決するために中国資本が含まれた制作会社の役割は小さくなかっただろう。
2014年11月にJuna Internationalがドラマ『朱蒙(チュモン)』の制作会社だったCHOROKBAEMメディアの株式31.4%を買収しながら国内メジャー放送制作会社が中国に売却される初めての事例となった。トボット(TOBOT)などを製作した国内屈指の玩具キャラクター企業のYOUNGTOYSと北米ボックスオフィス1位の神話をつくった国産アニメーション『The Nut Job』を製作したレッドロボもまた昨年、中国企業に経営権を譲渡した。いわゆる「チャイナマネーの空襲」という言論表現が誇張されているだけではない。