日天皇「歴史忘れてはいけない」…日本メディア取り上げず

日天皇「歴史忘れてはいけない」…日本メディア取り上げず

2006年06月08日09時42分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  日本の天皇が第2次世界大戦で多くの人が犠牲となった歴史を、日本人は忘れてはいけないと強調した。

  日本天皇は6日午後、皇居で行われた記者会見で「戦争で日本人を含み、多くの人が命を失った。そのことはいくら思っても胸が痛い」とし「歴史を決して忘れることなく、各国民が協力して争いのない世界を作るために努力しなければならない」と述べた。

  天皇は第2次世界大戦当時、日本に侵略されたタイ、マレーシア、シンガポールなど東南アジア歴訪を控えた所感を問う質問にこのように答えた後で「戦後60年が過ぎ、戦争を経験していない人が増えた今日、このことが気にかかる」と付け加えた。

  天皇はまた「(日本が戦争を起こす以前の)1930年から36年まで、要人襲撃が相次いで前・現職首相4人が死亡する異常な事態があった。このような状況で国民と国会議員たちが自由に発言することは非常に大変だった」と述べた。天皇は「このような時代があったことを多くの日本人が心に刻み、2度とそのようなことがないようにしなければならない」と強調した。

  天皇のこうした発言は36年の2.26事件など日本極右勢力と軍部がクーデターや政治テロを相次いで行い、政党政治が統制され軍国主義に変わった歴史を教訓として記憶しておかなければならないという意とみられる。天皇は「学校で愛国心を強調させる内容の教育基本法改正の動きが、過去(戦前、45年以前)に戻るのではないか」という質問にこうした歴史的事実を引用して「戦前と今日の状況は大きく違う」とした。

  89年に即位した天皇は、91年の東南アジア訪問の際にも「日本は戦争の惨禍を繰り返さず、平和国家として歩まなければならない」と述べている。また昨年は第2次大戦激戦地だったサイパンを訪問し、日本軍と米軍慰霊塔に参拝したのに続き、韓国人犠牲者慰霊塔も予告なしに訪問した。2001年には「桓武天皇が百済武寧(ペクチェ・ムリョン)王の血筋を受け継いでいるという記録を見たとき、韓国との縁を感じる」と発言している。

  一方、日本のメディアは7日、天皇の記者会見を手短かに報道したが、過去の東南アジア訪問の際の回顧談などを主に紹介し、歴史認識とかかわる発言内容はほとんど報道しなかった。
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