対馬は今「小さな韓国」

対馬は今「小さな韓国」

2006年01月10日11時24分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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7日、釜山(プサン)港を出発し3時間で日本の対馬、厳原港に到着した韓国人観光客たちが船から降りている。対馬=ソン・ボングン記者

対馬に韓国人観光客たちのために設置されたハングル案内板。



  7日午後1時30分ごろ、日本の対馬の最大港、厳原国際旅客船埠頭。

  釜山港を午前10時30分に出航し3時間で到着したテア高速シーフラワー2号から韓国人観光客220人が溢れ出た。

  狭い入国場がたちまち韓国人たちでいっぱいになる。入国審査公務員たちも主に韓国語で質問し、入国場免税店にもハングルが並んでいる。

  観光客たちは大部分、週末1泊2日の日程で対馬観光に訪れた韓国人たちだ。その30%は釣り人たち。対馬に韓国の人々がごった返す。

  地理的に近い韓国の観光客が急増し、宿泊業や飲食店、居酒屋も増えている。また対馬に投資する韓国人も増え、韓国人を対象に事業を行う日本人も増えた。韓国人観光客が対馬経済に活力素になっている。

  1999年釜山~対馬直航路が開設され、対馬を訪れた韓国人は2001年9615人から2005年3万8008人に増えた。昨年の場合、対馬人口(3万7千人)より多くの韓国人が対馬を訪れたことになる。

  7日午後9時ごろ、厳原の居酒屋が並ぶ通り。赤ちょうちんを下げた居酒屋約20店にも韓国人観光客が集まる。30カ所のスナックでは韓国の歌が流れる。

  これら居酒屋の主人や従業員たちは韓国語で注文を受けるほか、カラオケ機器には韓国流行歌が揃っている。入口に女性コンパニオンの写真を入り口に掲げたスナックは釜山のカラオケ店にも似ていた。

  対馬伝統料理である石焼き専門食堂志まもとの店長(59)は「2年前から韓国人観光客が増え続け、お客様の半分以上が韓国観光客」とし「韓国人のおかげさまで売り上げも上がりありがたい」と言う。この食堂には韓国人訪問者の写真と芳名録が備えてある。

  韓国人観光客が増え、厳原には大型ショッピングセンターも建設が始まった。対馬の伝統菓子かすまきと自然産アワビ売り場も韓国観光客により売り上げを伸ばしている。

  8日昼12時定刻には対馬市役所から『故郷の春』が流れ、観光客の足を止めた。旅行社ガイドが「対馬市が韓国人の訪問を歓迎する意味で 2002年から流している」と説明した。

  浅茅湾、三根湾などの近くの漁村には韓国釣り客のための民宿 10軒ができた。釣り手を沖まで乗せ、1人当たり4万~5万ウォンをもらって生計を立てる漁夫も10人ほどいる。

  韓国人の投資も増えた。厳原には韓国会社の運営する観光ホテルができた。釣り客に宿所と食事、船便を提供する会社も3社が売り上げを伸ばす。これらの会社は1週間に平均100人以上の釣り客を誘致、穴場を教える。

  現地法人「ビッグママ」を運営するチョン・ウォンジュさん(35)は「対馬は沖釣りの天国。済州島(チェジュド)に比べて2倍以上捕れ、平均10センチ以上大きい。一度味わってからは週末ごとに訪れる客もいるほど」と話している。

  最近はメジナ釣りが盛んで、春にはクロダイがたくさん釣れる。釣り客と観光客に民宿を提供する韓国人も10人ほどいる。別荘を建てるため、坪当たり3万~20万円する土地を購入する韓国人も増えているほか、ホテルを建てるために土地を探す企業もある。韓国人専門の不動産あっせん業者もできた。

  観光地と道路にはハングル表示板のない所がないほど対馬に「韓国色」が強くなっている。対馬にムクゲを植える運動を広げる旅行社もある。

  

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