構造調整にも踏み出せない現代自動車
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.28 08:53
グローバル金融危機直後の2009年に破産危機を迎えたGMは過酷なリストラで体質を変えた。米国政府は500億ドル(約56兆ウォン)の救済金融を支援する代わりに民間コンサルティング会社(アリックスパートナーズ)と各分野の専門家が「恐竜」GMにメスを入れた。豪州と欧州市場から撤収するなど規模を縮小する一方で、自動運転専門会社「クルーズオートメーション」を買収して次世代自動車戦略を加速させた。GMは今年、自動運転専門調査機関ナビガントリサーチが選定した自動運転リーダー1位企業だ。
GMとともにグローバル自動車販売1位を競う日本のトヨタも「ガラパゴス戦略」から抜け出してモビリティー企業に変身している。2010年の大規模リコール事態でふらついたトヨタも独自のものづくり精神とコスト削減で完全に復活した。Uberと自動運転車を共同開発し、ソフトバンクと提携してモビリティーサービス専門ジョイントベンチャーを設立するなど事業構造の改変を急いでいる。