「日本戦犯旗に似た国連参戦記念塔を撤去、または移転」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.14 11:29
釜山南区大淵洞(プサン・ナムグ・テヨンドン)の国連参戦記念塔が日本軍国主義の象徴である戦犯旗(旭日旗)と似ているという指摘が出ている。釜山市は記念塔を撤去、または移転することにした。議論の的となった国連参戦記念塔は全世界で唯一の国連記念公園近隣の国連交差路にある。
釜山市は13日「記念塔の前にある釜山市立博物館の駐車場を国連記念広場に作ることを推進中だが、現在の国連参戦記念塔もこの広場に移転、または撤去することを検討してきた」として「公論化の過程を経て決めるだろう」と明らかにした。釜山市は予算を確保して国連記念広場を2021年に着工、2022年に完工する計画だ。
国連記念広場の造成に合わせて参戦記念塔を解体し、原形そのままに組み立てて移転、あるいは撤去して新たに作るという方針だ。また、参戦記念塔は芸術作品なので移転・撤去のためには公共造形物審議委員会の審議を経る必要があり、文化芸術家の意見を聴取する必要があるということだ。