平壌国際商品博覧会、外国企業の参加が大幅に減少
ⓒ 中央日報日本語版2017.10.19 13:58
北朝鮮が９月２５日から２８日まで３日間開催した国際商品博覧会への外国企業の参加は例年よりも大幅に減ったことが分かった。
１９日、大韓貿易投資振興公社（ＫＯＴＲＡ）モスクワ貿易館によると、北朝鮮で先月開催された第１３回平壌秋季国際商品展覧会には計１５０社が参加し、このうち８１社は外国企業だった。
参加国は中国、シリア、キューバ、イラン、インドネシア、シンガポール、ベトナム、香港、モンゴル、オーストラリア、イタリア、台湾などで、展示品目は医薬品、化粧品、家電、食料品、紡織物、靴、家具、エコロジー商品などだった。
ＫＯＴＲＡモスクワ貿易館は欧州から唯一参加したイタリア国際運送業者ＯＴＩＭの関係者の言葉を引用して「今回の博覧会の外国人参加率や規模は明らかに小さくなった」と伝えた。
また「北朝鮮は国連制裁を受けている中でも、博覧会の開催を通じて経済の安定性をＰＲしようとしたが、２０１５年に比べて明らかに減ったロシア企業および外国企業参加率を考慮すると、制裁の影響が大きかったというのがロシアメディアの分析」と評価した。