【時視各角】「徴用判決遅延」は立派なことだと?=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.16 08:38
「強制徴用事件の検討報告書をそのまま伝達することが裁判官の裁判上の独立を侵害しうると考えましたか」「そのような影響があると思われ躊躇(ちゅうちょ)されました」--。
先週水曜日(10日)、ソウル中央地方法院417号法廷。梁承泰(ヤン・スンテ)元大法院長らに対する裁判が開かれた。1人目の証人として朴贊益(パク・チャニク)弁護士が登場した。朴贊益は2012~2014年、法院行政処審議官として強制徴用裁判遅延シナリオなどを検討した。
この日の裁判で検察は朴贊益に尋ねた。「2013年12月当時、林鍾憲(イム・ジョンホン)企画調整室長が、検討文書を最高裁判事裁判研究官に伝達するよう指示した時、証人はなぜ『送ってもいいのか』とためらったのですか」。朴贊益は「望ましくないと考えたから」と答えた。彼は悩んだ末に文書から裁判進行速度を検討した部分を削除して申し送ったという。