脱原発の韓国、チェコに原発輸出目指す…文大統領のセールス通じるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.28 08:40
27日に海外歴訪に向かった文在寅(ムン・ジェイン)大統領は最初の訪問国であるチェコで「原発セールス」を繰り広げる予定だ。文大統領はチェコのプラハに到着した後、現地時間28日に同国のバビシュ首相と会談する。この席で韓国型原発輸出問題などを含めた両国間の経済協力を話し合うものとみられる。文大統領は韓国では脱原発政策を展開しているが対外的には原発輸出を通じ国益を最大化しなければならないとの立場を取ってきた。
チェコはドコバニ・テメリン地域に100万キロワット級原発1~2基の建設を推進中で、来年に優先交渉対象者を選定する計画だ。韓国水力原子力とともに中国、ロシア、フランス、日本、米国などが競争する状況という。青瓦台(チョンワデ、大統領府)高位関係者は「(今回のチェコ訪問で)原発と関連してはさまざまな変数が多く韓国の強みや関心を高めることに主眼を置きたい」と話した。