【グローバルアイ】民営化の威力を見せた日本の国鉄

【グローバルアイ】民営化の威力を見せた日本の国鉄

2009年07月06日16時30分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  昨日、東京から横浜へ行くために乗った電車で不本意にも‘鬼ごっこ’をしてしまった。 何気なく座った席に女性乗務員が来て、切符を見せてほしいと言われた。 切符を見せると、乗務員は「普通座席のチケットなのですぐに一般席に移動してください」と要求した。 10分程度で着くのでいちいち席を移るのは面倒だったが、やむを得なかった。 しかし隣の車両も特室だった。 ほとんどの席が空いていたためそこに座った。 すると乗務員がまた現れた。 「お客さん、早く出て行ってください」。

  小さなハプニングをきっかけに1987年に断行された日本の鉄道民営化の教訓が改めて頭に浮かんだ。 日本の鉄道は乗客の視点で進化を繰り返し、便宜性で自動車を上回っている。 まずほとんどの列車が一般室と特室に分かれている。 列車の等級も緩行から特急まで細かく分かれている。 こうしたシステムのおかげで、乗客は目的によって各駅に停車する緩行からノンストップで走る特急まで選んで乗車できる。 途中で緩行・特急を乗り換えることもできる。 ソウルでは最近開通した一部の路線にこうしたシステムが初めて導入されたという。

  日本の便利な乗り換えシステムは驚くほどだ。 乗り換え駅で降りれば、次に乗る電車がすぐにプラットホームに入ってくるため長いあいだ待つ必要がない。 このためには‘ダイヤ’と呼ばれる列車時刻表の精巧な設計と運用が必要だ。 誤差のない高度な運営ノウハウがレベルの高い鉄道サービスの原動力になっているのだ。

  乗客に配慮した鉄道インフラも長所だ。 韓国では乗り換える時、ほとんど階段を上り下りしなければならない。 障害者の車椅子やスーツケースを途中で持ち上げる必要がある。 しかし日本は階段を通る必要がない。 「バリアフリー(Barrier Free)」システムが充実している。 ‘芸術の域’という感嘆が自ずと出てくる。

  新幹線の座席は飛行機のビジネス席のようだ。 KTXのように見知らぬ人と膝がぶつかるようなことはほとんどない。 後ろ向きの座席は想像もできない。 新幹線は指定席と自由席が分かれていて、席によって少しずつ割引もある。 この切符は3日間ほど有効で、日程が変わりやすい出張や旅行に便利だ。

  こうしたサービスは国鉄の民営化を通して形成された。 さらに全国を網の目のように連結する地域別の私鉄が加わり、日本は鉄道天国になった。 7社に分割された民営JRのうち東海・東日本は就職専門会社リクルートの調査でトヨタ自動車・パナソニック・都市銀行を抑えて人気1・2位を占めている。 新幹線はこうした実績を前面に出し、最近、高速鉄道の建設に乗り出した米国市場で有利な位置にいる。

  韓国はどうか。 日帝が1905年に大陸侵略・植民収奪のために京釜(キョンブ)線を敷設して以来、路線は飛躍的に増えたが、基本システムはほとんど変わっていない。 日本の便利なシステムは激しい競争の結果物だ。 韓国国民も日本人と似た鉄道サービスを受ける資格がある。

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