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【コラム】THAAD問題で中国が韓国に経済報復をできない3つの理由(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.22 15:14
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第二に韓半島(朝鮮半島)情勢に誰よりも明るい中国は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権の不安定性を十分承知している。金正恩政権は中国の知らないうちに4回も核実験を実施し真夏の夜に花火を遊ぶかのように発射するミサイルが韓国のTHAAD配備を避けられなくしている現状もはっきりと認識している。

THAAD配備問題が議論され始めて2年が過ぎた。その間、韓国は中国が北朝鮮の金正恩政権を適切に牽制し、核放棄を引き出してTHAAD配備に対する対案が作られるよう時間を稼いだ。中国は国連決議による多角的な努力にもかかわらず、北朝鮮を牽制するのに失敗し、THAAD配備の代案も示すことができなかった。かえって北朝鮮の核とミサイル技術が高度化して金正恩政権はより一層好戦的になった。

 
いつか中国の知人が中国と韓国、北朝鮮の関係を話しながら、南北を手の甲と手の平で比喩していた。韓国、北朝鮮は中国にとっては手の甲と手の平と同じで、どちら側を刺しても痛いのは同じだということだ。ただし、韓国は何も隠されていない手の甲だが、北朝鮮は拳を握った手の平で、その中に何を隠しているか分からないのが問題だという。

THAAD配備は今では既成事実になった。韓国は中国に特使を派遣し、THAAD配備は日増しに高度化する北朝鮮の核とミサイルに対する自衛的かつ一時的な措置であることを説明し、北核が解決できればTHAADも当然撤収されることを説得しなければならない。THAADは中国が懸念する米国のグローバルミサイル防衛(MD)体系の一環でないことも明確にして中国のメンツを潰さないようにしなければならない。

関係を重視する中国としては、朴槿恵大統領が就任以降、習近平国家主席と苦労して築いてきた信頼関係がTHAAD問題で一瞬にして水の泡になるのをただ眺めてばかりはいないだろう。

第三の理由として、南シナ海問題がTHAAD問題を覆っている。中国は7月12日に発表された南シナ海に対するハーグ常設仲裁裁判所の判決に激昂し、「南シナ海の領有権と海洋権益はいかなる状況でも仲裁判決の影響を受けない」と主張しながら南シナ海における軍事力を増強させている。

中国としては南シナ海の判決がTHAADと比較できない「領土主権」を揺さぶる問題だ。韓国は今回の判決に対して「南シナ海紛争が平和的で創意的外交努力を通じて解決されることを期待する」という極めて宣言的かつ判決の効力を排除した原則的な反応を示した。これは判決結果を承服せよと迫る日米の反応とは異なる。孤立していく中国としてはTHAAD問題で韓国を敵に回すことができる境遇でないとみる。

韓中関係は来年になれば修交25年を迎える。韓中両国は戦略的協力パートナー関係をさらに発展させて、北朝鮮の金正恩政権が生存のために核とミサイルを放棄せざるを得ないように誘導し、THAADが必要のない韓半島(朝鮮半島)になるようにしていかなければならない。中国に進出した韓国企業と海外同胞も、最近の韓中関係に一喜一憂せず、長い目で中国人の信頼を失わないようにすることが重要だと考える。


【コラム】THAAD問題で中国が韓国に経済報復をできない3つの理由(1)

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