【社説】総選挙の民意は大統領の変化を要求する=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.15 16:11
「投票弾劾」「選挙弾劾」という言葉まで出ている4・13総選挙の大惨敗で与党は深い沼にはまった。過半議席の与党が30議席も失って第1党の地位を明け渡したのは憲政史上初めてだ。しかも今回の選挙は野党が分裂し、壮年・老年層の人口が急増した中で行われた。絶対的に有利な選挙で出てきた最悪の結果だ。
セヌリ党は金武星(キム・ムソン)代表と最高委員が次々と辞意を表明したが、代替勢力がなく、事実上の指導部空白状態だ。金代表は「すべての結果はセヌリ党が自ら招いた」とし「国民を恐れなければいけない事実を忘れたことで生じたことだ」と述べた。その通りだ。国民は与党の傲慢な態度に厳重な審判を下した。朴槿恵(パク・クネ)大統領と親朴勢力の独善、傲慢、不通が招いたことだ。