【コラム】現代自動車労組、存在感を見せる時だ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.09 11:47
その結果、現代自動車はプレミアム入りどころか、量産車市場でも輸入車にホームグラウンドを明け渡しそうな不安感に襲われている。逆説的に現代自動車労組もやはり単なる利益団体とだけ見られる。
会社がコーナーに追いやられたいまこそ、労組が立ち上がって存在感を誇示し、会社側の虚を突く時ではないかと思う。それほど難しいことでもないだろう。その上に少しだけ気を遣えば会社の評判と労組のイメージはすぐに変えられるものだ。例えばこういうものだ。現代自動車の米国工場(14.7)だけでなく中国(17.7)、さらにインド(20.7)よりも後れを取った韓国国内工場のHPV(26.8、車1台を作るのにかかる時間)を少しだけ操り上げてみよう。