北朝鮮、「金正恩打倒」のビラで大騒ぎに

北朝鮮、「金正恩打倒」のビラで大騒ぎに

2012年01月20日11時31分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  金正恩(キム・ジョンウン)時代を本格的に迎えた北朝鮮が、年始早々、非常事態に置かれている。金一家の世襲体制を非難するビラが、咸境道(ハムギョンド)地域で大量に発見されたためだ。北朝鮮当局は、大々的な犯人探しを展開している。

  19日、米国の自由アジア放送(RFA)によると、ビラが最初に発見された場所は、咸境北道清津(チョンジン)市内にある金策(キムチェク)製鉄所だ。拉致脱北人権連帯の都希侖(ト・ヒユン)代表は「『金正恩打倒』『金正恩体制では北朝鮮の未来がない』などの反体制的な内容が載せられている」と伝えた。

  金正恩を非難するビラが発見された直後、北朝鮮は住民を監視する保衛部と郡を監視する保衛司令部を動員して犯人検挙に乗り出した。現在、清津に通じる全ての道路が封鎖され、中国との携帯電話もつながらないことが伝えられた。北朝鮮当局が、一帯に妨害電波を発して通信線を遮断したのだ。

  中国と地続きの咸境道は、かなり以前から反体制の傾向が色濃い地域だ。金正恩が後継者になった昨年末から、会寧(フェリョン)や清津などの都市では体制を非難する言葉が何度も発見されていたという。これから北朝鮮の未来に責任を負うことになった後継者の金正恩に、出鼻から災いがふりかかっている。

  今回の事態は、今後の北朝鮮の政局変化に少なくない影響を及ぼすものと思われる。都代表は「今後、清津が北朝鮮変化の礎石になるだろう」と展望した。
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