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「韓国人の原爆被害、日本が間違っている」

2006.08.04 15:30
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【写真】韓国の被爆者を助けることに率先してきた、日本の福祉団体「太陽会」の理事長・高橋公純氏が、李明博(イ・ミョンバク)前ソウル玎長から表彰状を受けている。



第2次世界大戦が終わってから61年が過ぎた。だが依然として戦争の傷あとを抱えたまま生きている人々がいる。被爆者とその2世らだ。1945年に日本で原爆被害をこうむった韓国人は約7万人、と推定されている。現在、被爆者に登録された人は2206人。そのうち慶尚南道陜川(キョンサンナムド・ハプチョン)の人が552人で全国で最も多い。陜川が「韓国の広島」と呼ばれる理由だ。

 
慶尚南道陜川郡陜川邑・原爆被害者福祉会館には満65歳以上の被爆者75人が暮らしている䊁それらは61年前の傷あとを抱えたまま残り少ない人生を送っている。原爆が投下された毎年8月6日になると、福祉会館に一度も欠かさずに訪ねてくる日本人がいる。この10年間、韓国被爆者への支援に率先してきた「太陽会」の理事長、高橋公純(64)氏と同会のメンバーらだ。それらは毎年8月6日に同会館を訪問し、日本食民支配時代(1910~45)に強制連行された数多くの韓国人の犠牲と原爆の実像、被爆者の苦痛を解決するために全力を尽くしている。

高橋氏は「日本が韓国を植民地化しなかったならば、皆さまが被害を受けることなかったはず」とし「日本人被爆者と同じく報償を行なわずにいる日本政府に二重の責任がある」と強調する。同氏は「これ以上核兵器の危険がなく、平和の持続が可能な世の中にするため、陜川を訪ねている」と述べた。

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