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元山では米兵遺骨、平壌では中国兵墓地参拝…金正恩委員長の米中綱渡り

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.30 09:55
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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が韓国戦争(朝鮮戦争)戦死者の遺骨をめぐり米中間で綱渡り外交を見せている。金委員長は米国には米兵戦死者の遺骨を返還し、中国には中国軍戦死者墓地参拝で中朝関係を再確認した。

労働新聞は金委員長が平安南道桧倉郡(フェチャングン)の中国人民志援軍烈士陵を訪れたと28日、報じた。韓国戦争で戦死した中国兵1378人を安置するために北朝鮮が造成した墓地だ。ここには毛沢東の息子、毛岸英も埋葬されている。したがって北朝鮮がここで行事をすること自体が国際社会に向けて強固な朝中血盟関係を知らせるメッセージと変わらない。

 
労働新聞の報道日を見ると、金委員長がトランプ大統領とのシンガポール朝米首脳会談でした約束に基づき米兵戦死者55人の遺骨を米兵輸送機に載せて返還した27日か、またはその直前だ。金委員長が東側の元山(ウォンサン)ではトランプ大統領に米兵の遺骨を返還し、西側の平壌(ピョンヤン)付近では習近平国家主席に配慮して中国軍戦死者の墓地に参拝したのだ。金委員長は米兵遺骨送還を控えて3日連続で元山一帯を訪問し、遺骨送還に直接関与したとみられる。しかし遺骨送還に合わせて金委員長は中国軍戦死者墓地を訪問し、戦争の同志的関係で結ばれた両国を強調した。金委員長は烈士陵を訪れ、「(朝中は)血と生命を捧げて結ばれた戦闘的友情と厚い信頼で強く結びついている」と述べたと、労働新聞は伝えた。

チョン・チャンヒョン現代史研究所長は「北は1950-60年代、旧ソ連と中国が路線闘争をしながら対立した当時、双方を行き来して実利を得た」とし「最近、韓半島問題をめぐり米国と中国が対立すると、その間に入って双方を管理している」と話した。朝米関係の急進展をもたらす可能性もある米兵遺骨送還をしながらも同時に中朝関係も管理しているという趣旨だ。

一部では金委員長の中国軍戦死者墓地参拝が終戦宣言までも念頭に置いたメッセージという解釈もある。丁世鉉(チョン・セヒョン)元統一部長官は「北が今年に入って3回も中朝首脳会談を開き、両国の戦略・戦術的協力を強調した以上、米国だけに対応することはできなかったはず」とし「今後、終戦宣言をしても、中国を排除しないという意味が込められている」と分析した。高有煥(コ・ユファン)東国大北朝鮮学科教授は「北は体制保証の開始を終戦宣言とみている」とし「終戦宣言に進展がないため、停戦協定締結日(7月27日)に合わせて米国・中国など終戦宣言当事国に『いま動くべき』という無言の要求を伝えた」と解釈した。

米中間で綱渡り外交をしている金委員長が来月、国際スポーツ外交舞台に登場するかどうかも関心事だ。複数の政府筋によると、インドネシアはプアン・マハラニ首席長官を対北朝鮮特使として30日に専用機便で平壌に派遣する。18日にインドネシアが主催するアジア競技大会(ジャカルタ・パレンバン)開会式に金委員長を招請するためだ。情報筋は「マハラニ氏が金委員長と会談するかどうかは決まっていない」としながらも「国家首班の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長に会って招請状を渡す予定」と伝えた。

北朝鮮とインドネシアは金日成(キム・イルソン)主席当時から「非同盟国」関係だ。金正日(キム・ジョンイル)総書記も特使のマハラニ氏の父メガワティ・スカルノ・プトゥリ元大統領との友好的な交流を受け継いだ。インドネシア政府は南北首脳会談を取り持つために文在寅(ムン・ジェイン)大統領にもアジア競技大会出席を要請した。たとえ南北首脳が出席しなくても南北首相級会談が開催される可能性があるという見方も出ている。

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    元山では米兵遺骨、平壌では中国兵墓地参拝…金正恩委員長の米中綱渡り

    2018.07.30 09:55
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    停戦協定締結65周年を迎えた27日、韓国戦争中に北朝鮮地域で死亡した米兵の遺骨が北朝鮮元山葛麻(カルマ)空港から京畿道平沢(ピョンテク)の烏山(オサン)空軍基地に送還されている。(写真共同取材団)
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