【コラム】韓米戦略家たちの近頃の4つの考え=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.11 15:05
中央日報と米戦略国際問題研究所(CSIS)は2・3日にワシントンで定例の韓半島(朝鮮半島)セミナーを開催した。北朝鮮の挑戦と北東アジアの権力力学について韓米の専門家たちが見解を共有するセミナーだ。公式行事の内外で意見を交換した。韓米同盟の堅固さについては異論がなかったが、両国の大統領選挙と北朝鮮の核兵器・弾道ミサイル開発のために今後数年間は一層可変的な状況が展開すると予想された。
専門家たちにとって主な4つのテーマは次のとおりだった。最初に、韓国も米国もドナルド・トランプ氏についての備えがない。韓国側の人々はトランプ氏の韓米同盟批判に怒りと憂慮を表わした。トランプ氏は韓国が米軍の駐留と安全保障に無賃乗車していると数回主張した。彼は韓国が核開発をすることができ、さらには望ましいことだと提案した。彼は米軍撤退を暗示したが撤退について公式に発言したものはなかった。