「中国人慰安婦の惨状暴露127人中、生存者11人だけ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.19 09:31
旧日本軍による従軍慰安婦強制連行の現場で中国人慰安婦を素材にした映画が制作され、まもなく公開される。慰安婦の被害が深刻だった中国山西省盂県を背景にした映画『大寒』制作発表会が18日現地で開かれた。中国大陸で慰安婦問題を扱った映画が制作されたのは今回が初めてだ。
映画『大寒』の誕生には、1人の元教師の執念深い追跡が大きな役割を果たした。盂県の元教師である張双兵さん(62)は1992年からこれまで山西省と河北省の慰安婦出身女性127人の証言を収録した。彼女たちの証言を本として出版し、これを基にシナリオを作った。張さんの努力がなければ慰安婦女性の生々しい証言は歴史の中に埋もれてしまうところだった。