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【取材日記】人間薄煕来に学ぶこと=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.29 14:51
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26日に終わった中国の薄煕来元重慶市党書記の裁判ニュースに接しながら人々は何を考えたのだろうか。「わいろと横領金額(約49億ウォン、約4億3000万円)があれほどなのか、情婦までいたのか」と驚いただろう。権力闘争と汚職の末路に、権力の無常を感じたかもしれない。また自身の浮気の事実まで明らかにして疑惑を免れようと地団駄を踏む薄氏を見て舌打ちしただろう。しかし裁判で権力闘争と汚職という霧をとり除けば、その中に薄氏個人の本質を見ることになる。

簿氏は最終陳述で自身の没落が、家庭をうまく治めることが出来なかったこと(治家無方)から始まったといった。谷開来夫人が英国人事業家を殺害し、息子の薄瓜瓜が高級車フェラーリを乗り回す放蕩質になるのをうまく管理できなかったという告白だ。しかしこの告白は順序が間違っている。大学に修身斉家(自分の行いを正して家庭を整えること)はあっても斉家修身はない。先に自身の修身から過ちをただしていれば心も楽だっただろう。

 
斉家を間違ったという彼の話も事実、偽りだ。例えばわいろとして受け取ったフランスの別荘は敷地面積だけで3950平方メートルとサッカー場の半分ほどで、3階建ての部屋数は数十にもなる。2001年購入当時の価格で30億ウォン(約2億6400万円)だ。現在の価格で言えば100億ウォンの値をつける。

大学に通う息子は個人用チャーター機に乗ってアフリカ旅行まで行った。76回も飛行機のファーストクラスに乗った。このような事実を大部分知っていながら彼は放置した。当時、彼の派閥勢力ならこの程度は平均にもならないと考えたのだろう。中国公職世界の“醜悪”それ自体だ。

誤りを知っていながら放置したことは、斉家を間違ったのではなく斉家をあきらめたのだ。「浮気をした」という陳述も、良心の反省から出たものではなく疑惑を晴らすための道具であった。自身の道徳的な埋没を覚悟して言った言葉だ。

かし彼のこの陳述はむしろ容疑否認で「不敬罪」が適用されるところだ。部下職員だった王立軍と自身の妻の「浮気をした」という陳述に達すれば簿氏が正常ではないのは明らかだ。

ところで弁護士からこういう話を聞いたことがある。韓国のある高官が汚職で拘束され面会に行ったところ、こう言ったという。「本当に可能な限りすべての手段を講じて、ちょっとでも取り除いてほしい。私がしたことを妻がしたとつくっても良い」。

権力を働かせた人が拘束されると監獄を脱出するための獣に変わるということだ。正直と反省が監獄を出る道だといくら説明しても腹を立てるだけだ。したがって韓国の政治家や公職者には良い反面教師だ。特に今後、監獄に行かれる方々に。

チェ・ヒョンギュ北京特派員

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